BPMツール「BP Logix」とは?業務を可視化するのに必須なツール!特徴・機能を解説

テレワークや在宅勤務による働き方の変化により、業務改善によって効率化を図ろうとしている企業が増えています。業務時間の短縮だけでなく、業務内容の分析をしながら業務改善に取り組む中で、どうしてもネックになるのが可視化の問題です。

どの業務も様々な内容が絡み合っているため、全体像として不明確な点が多いことが挙げられます。そこで、業務内容の可視化を実現するために役立つのが、BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)ツールです。

業務内容を可視化することによって、業務のムダや問題点を発見し、業務を標準化することができます。さらには、業務の標準化によって、経営の安定につなげることが可能です。今回は、BPMツールの「BP Logix」について解説していきます。

BPMツール(BP Logix)導入に向いている会社

  • 業務上の課題を発見したい
  • 業務改善のために開発コストをかけたくない
  • 業務内容を変更があっても対応できるツールがほしい

BP Logix(ビーピーロジックス)BPMツールとは?

運営会社「アシストマイクロ株式会社」

アシストマイクロ株式会社は、「世界の革新的なソフトウエアを日本レベルの品質でお客様にお届けする」を企業ミッションとして、事業を展開している会社です。BP Logixは、米国発のBPMツールとして利用されています。さまざまな業務プロセスを管理し、可視化できるツールです。

人手によって管理されている業務や、それぞれにシステム化されている業務などを集約し、ウェブブラウザから業務処理をすることができます。また状況をいつでも確認できる便利なシステムツールです。

BP Logixは現場主導による業務改善を目的に特化したBPMツール

BP Logixは、ブラウザ上で様々なフォームの作成や業務の流れを設定するため、新たにプログラミングをする必要がありませんな。そのため複雑なビジネスプロセスであっても、現場担当者が簡単に条件設定を行うことができます。また、タスク管理やレポートも行えるので、確認しながら可視化の実現が可能です。

さらに、実行時間や業務内容を分析することで、ユーザー自身が必要とする業務の修正や改善を行えます。

BPMツール(BP Logix)の機能

BP Logixには以下の機能があります。

  • レポート機能
  • eフォーム機能
  • タイムライン機能

レポート機能

BP Logixでは、入力した情報や実行時間の情報を、一覧表やグラフ形式など様々な形式で表示できるシステムを備えています。

ビジネスの変化は速く、正確なデータをタイムリーにアクセスすることができれば、迅速な決断を下すことができます。レポート機能は、タイムリーな情報収集の武器になることは間違いありません。

また、フィルタ条件の設定や編集もブラウザ上から簡単に行えるので、必要な情報を必要な形で確認することが可能です。

ワンクリックでレポートの表示結果をCSVやExcel形式で出力できます。レポート画面に表示されたCSVまたはExcelのアイコンをクリックすることで、簡単にデータを出力することも可能です。

eフォーム機能

eフォーム機能とは、ブラウザ上で閲覧可能なフォームを作成するための機能です。BP Logixでは、eフォームをMicrosoft Wordで作成し、申請登録さえすればワークフローを開始できます。無料のプラグインをインストールすることで、eフォームに新たに必要な項目を追加することも可能です。

作成したeフォームを保存しアップロードが完了すれば、ブラウザ上で閲覧可能なフォームとして利用することもできます。追加できる項目は次のようなものです。

  • テキストボックス
  • チェックボックス
  • ラジオボタン
  • 日付フィールド
  • ユーザー選択
  • グループ選択
  • メールデータ
  • 回覧票
  • コメント
  • 計算
  • 添付

タイムライン機能

タイムライン機能は、ガントチャート形式の画面で管理しています。ガントチャート形式とは「全体の計画を可視化し、見ただけで全体像をつかめる」形式で、生産管理やプロジェクト管理によく使われる形式です。

違った内容を同時に行う業務や状況を時間で把握する必要のある業務などには、非常に便利の良い機能になっています。また、業務の遅延などの把握も簡単に行えます。タイムラインにユーザー登録をすれば、誰でも参照することが可能です。

BPMツール(BP Logix)の特徴

BPMツールのBP Logixの特徴は大きく3つ。

  • 申請や承認業務がすべて電子化 ペーパーレスでコスト削減
  • 柔軟なワークフロー管理を実現
  • プロセスの可視化が可能

申請や承認業務がすべて電子化 ペーパーレスでコスト削減

BP Logixを使えば、紙ベースで行なっていた申請・承認の業務がなくなります。申請・承認の入力業務をブラウザ上から行うことが可能です。すべて電子化すればペーパーレスになり、コスト削減を実現します。

また、現状使っているフォームを変えることなく継続できるので、無理なく電子化ができます。電子フォームは無料のプラグインをインストールし、Microsoft Wordで作成するだけなので、特別な技術や知識がなくても使用ができるのもポイント。

さらに入力ナビゲーションで、自動的に入力ミスを減らす機能も。入力項目を表示・非表示、必須・無効に設定できるため、不要な情報や入力漏れにも役立ちます。

書類の処理にかかる時間を大幅に削減できるのです。申請者以外の入力を無効にすると、データの改ざんを防げます。

柔軟なワークフロー管理を実現

BP Logixを使用すれば、ワークフローの管理が正確に行なえます。加えて、業務量が変化した場合や、業務内容が変更になった場合でも柔軟に対応することが可能です。

ワークフローはドラック&ドロップだけで簡単に設定できます。プログラミングすることなく自由に作成できるのが魅力です。作業の追加・編集・指定ユーザーなどの設定も選択することができ、すべて簡単な操作で実行できます。

プロセスの可視化が可能

BP Logixは分岐条件を設定することができるので、複雑な承認プロセスや同じ条件で発生する承認プロセスも容易に操作できます。条件設定は可視化できるようになっており、プロセスごとのベストなルールを簡単な選択方式で設定することが可能です。

条件設定とプロセス設定を別々に設定できることも便利な機能としてお使い頂けます。特に同じ条件のプロセスを選択する際には、効率的に判断できることも魅力です。

BPMツール(BP Logix)の価格表

プラン名 価格 特徴
クラウドプラン 公開価格情報がありません。ホームページでご確認いただくか、直接お問い合わせください。 安全なクラウド環境でBP Logixを利用するプランです。初期費用を抑えられます。
オンプレミスプラン 公開価格情報がありません。ホームページでご確認いただくか、直接お問い合わせください。 お客様のサーバにBP Logixをインストールして利用するプランです。サーバ環境などが必要です。

業務の可視化に役立つBPMツール「BP Logix」

BP Logixは、従来のワークフロー管理はもちろん、プロジェクトやタスクの管理など、複雑な業務プロセスにも柔軟に対応できます。リアルタイムに業務状況を把握するためのレポート機能や、業務の遅延リスクを通知するなどの機能で、ユーザーの業務改善をサポートしています。

  • 業務上の課題を発見したい
  • 業務内容を変更があっても対応できるツールがほしい
  • 業務改善のために開発コストをかけたくない

このような課題を、BPMツールを使うことによって実現できます。BP Logixは、現場主導による業務改善を目的にしたツールであるため、現場サイドから無理なく業務の可視化を実現できます。また業務改善にも大きく貢献することが可能です。

今回は業務改善に役立つBP Logix(BPMツール)について解説しました。企業の業務改善や効率化については、まだまだたくさんの便利なツールがあります。他にも様々なツールの解説を行っていますので、企業の業務改善や効率化にお役立てください。

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