MITERAS仕事可視化とは?機能や利用するメリットについて詳しく解説!

従業員の長時間労働や仕事量の偏りに課題のある企業は、いまだに多く存在します。さらに、テレワークの導入によって、従業員の労働時間を把握することが複雑化することを懸念する経営者も増えてきています。

「MITERAS仕事可視化」とは、従業員のサービス残業の解決・仕事量の把握を目的とした仕事の見える化を行うツールです。

この記事では、MITERAS仕事可視化のサービス概要やメリットなどを詳しく解説します。

MITERAS仕事可視化の導入に向いている会社

  • テレワークを積極的に導入している会社
  • 部署や担当者によって仕事量に偏りがある会社
  • 長時間の残業が慢性化している会社
  • 大手企業や官公庁など従業員数が多い会社

MITERAS仕事可視化とは?

運営会社「パーソルプロセス&テクノロジー株式会社」

人材派遣や転職支援サービスなどの総合人材サービスを行っているパーソルホールディングス株式会社のグループ会社です。AI・RPAなどの最新のテクノロジーを活用したサービスやテレワークに関するコンサルティングなど幅広い業務を行っています。

MITERAS仕事可視化のほかにアルバイトの採用管理システム「HITO-Manager」、チームのタスク管理ツール「Bizer team」など会社組織の生産性を向上させることに特化したプロダクトを数多く提供しています。

参考:ソリューション・サービス – パーソルプロセス&テクノロジー

参考:ソリューション・サービス – パーソルプロセス&テクノロジー「プロダクト」

MITERAS仕事可視化とは従業員の仕事の見える化に特化したツール

MITERAS仕事可視化は、従業員一人ひとりの勤務状況と仕事内容を見える化するマネジメントの課題解決ツールです。「労働時間の乖離把握」と「仕事実態の可視化」の2つの機能で仕事の見える化を実現します。

労働時間の乖離把握機能では、サービス残業や休日の隠れた仕事を検知することで、スタッフや勤怠管理者に対して仕事の効率化や労働時間削減の意識を持たせることができます。

仕事実態の可視化機能では、従業員のPCログから「どのような作業をいつ行ったか」が可視化されます。管理職はスタッフ一人ひとりの仕事実態を把握することが可能です。

参考:MITERAS(ミテラス)

MITERAS仕事可視化の機能

MITERAS仕事可視化には以下の機能があります。

  • 勤怠・PC稼働比較とアラート通知
  • 組織単位で管理
  • ソフトウェア利用状況・サマリ

ひとつずつ解説していきます。

参考:「3分でわかる ミテラス 仕事可視化で「働き方改革」

勤怠・PC稼働比較とアラート通知

従業員が自己申告した勤怠とパソコンの利用開始と終了の時刻を突合させて、乖離がないかを記録する機能です。自己申告の勤怠よりもパソコンの稼働時間の実績が長い場合に乖離を表示します。

事前に設定した時間よりも乖離が大きい場合は担当者に通知をします。管理画面やメールでの通知で乖離件数を把握することが可能です。さらに、対象月の乖離時間の合計を従業員ごとに検知することもできます。

残業や休日出勤が多い従業員を特定して業務量を調整するために役立つ機能です。

組織単位で管理

従業員の乖離件数や勤怠未入力件数を、組織単位で把握できる機能です。管理者は、部署内の乖離状況を把握することができ、人事担当者は解離に関する全社員の条件検索や一括表示が可能です。

大手企業や官公庁などの従業員数が多い企業では一人ひとりの勤怠の乖離を確認することに時間がかかります。「組織単位で管理」の機能を活用することで管理者や人事担当者の業務の負荷を下げることができます。部署間の稼働状況を確認することも可能です。

ソフトウェア利用状況・サマリ

パソコンのソフトウェア利用状況を詳細に把握できる機能です。従業員がパソコンで利用していたアプリケーションを1分単位で記録しています。アプリケーションごとに色分けされているため、ソフトウェア利用状況をひと目で確認することができます。特定の時間帯のみに限定してデータを表示させることも可能です。

1日のアプリケーションの利用割合をグラフで表示できます。従業員が使用しているアプリケーションの割合を把握することが可能です。

MIETRAS仕事可視化の特徴

MITERAS仕事可視化の特徴は大きく2つあります。

  • 労働時間を客観的に把握できる
  • PC利用を見える化できる

労働時間を客観的に把握できる

従業員が申告した労働時間とPCの利用時間を突き合わせることで、労働時間を客観的に把握することができます。客観的な把握によって、従業員の隠れ残業やパフォーマンスを確認することが可能です。

PC利用を見える化できる

従業員が使用しているPCのログを1分単位で記録しています。利用しているアプリケーションの利用時間も明確にできるため、必要に応じてアプリケーションの導入や廃止を行うことができます。

MITERAS仕事可視化の価格表

MITERAS可視化には、3つの料金プランがあります。「労働時間の乖離把握」機能のみが利用できるタイムレポートプラン、「仕事実態の可視化」機能のみが利用できるジョブレポートプラン、両方の機能が利用できるスタンダードプランです。

プラン名 価格
タイムレポート 月額費用:1ライセンスあたり 150円/月~

初期費用:300,000円~1,500,000円

ジョブレポート 月額費用:1ライセンスあたり 200円/月~

初期費用:300,000円~1,500,000円

スタンダード 月額費用:1ライセンスあたり 250円/月~

初期費用:480,000~2,400,000円

参考:「3分でわかる ミテラス 仕事可視化で「働き方改革

参考:「MITERAS仕事可視化の特徴・評判・口コミ・料金を徹底解説! – 起業ログ

まとめ:MITERAS仕事可視化は仕事の見える化ができるツール

MITERAS仕事可視化は、従業員の勤務実態と仕事内容を見える化することができます。勤怠と勤務実態との乖離チェック、パソコンやソフトウェアの利用状況の確認など管理者や人事担当者向けのツールです。

導入に向いている企業は以下の通りです。

  • テレワークを積極的に導入している会社
  • 部署や担当者によって仕事量に偏りがある会社
  • 長時間の残業が慢性化している会社
  • 大手企業や官公庁など従業員数が多い会社

プロセスマイニングラボではそのほかにもBPMや業務可視化のツールに関する解説を行っています。

>>MITERAS仕事可視化の詳細ページはこちら

執筆:曽根 和弘

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