今回は株式会社ビースタイルバリューテクノロジーズさん主催の「攻めの業務自動化」のセミナーに参加してきたので、その様子をお伝えします。
会社紹介
株式会社ビースタイルバリューテクノロジーズ
ベストベーシックスタイル、時代に合わせた価値を想像することを理念に掲げる。
2002年に設立され「主婦ジョブパート」で主婦層を市場に呼び込むことをメインの事業として行っている。
現在はRMAD事業を立ち上げ、ロボットをマネジメントを行っている。RPAを労働力にすることを目的としている。
コロナ禍の中の働き方
皆さんは、今どのくらいの企業がテレワークを導入しているかご存知ですか?
コロナが流行した現在の都内のテレワーク導入率はおよそ26%です。
これが全国になると、緊急事態宣言解除後のテレワーク導入率は25%程になっています。
出社頻度を減らしていこうという考え方が広がる中で、テレワーク時代の働き方と業務自動化の必要性について本日はお話しします。
企業でテレワークが導入できない理由として、出社が必要な業務は紙にまつわる業務が多いと言われています。例えば、発注業務や契約周りの業務。仮にペーパーレス化出来たとしても、PDF化どまりになってしまうという課題が見られます。そういった中で、紙まわりの業務を自動化していく方法についてお話していきます。
ペーパーレス化出来ない業務も解決
収集した大量の文字データから文字の特徴をディープラーニングし、高精度な文字認識を行うことが出来るソリューションをAIOCRと言います。OCRは光学文字認識の略で、そこにディープランニングが加わることでAIOCRとなります。
AIOCRの特徴
AIOCRの特徴は、主に下記の4つです。
- 誰でも簡単に操作が可能。
- 読み取り範囲を指定するだけで1度設定すればあとは何枚でも自動で認識。
- ディープラーニング機能により、機械は使えば使うほど文字認識の精度が高まっていく。
- お客さんが多いほど更に良い製品を提供できる。
AIOCRで具体的にできること
AIOCRでできることは、主に下記の4つです。
- PDFなどの画像ファイルをCSVなどのデータにすること
- 人が書類を書き間違えて塗りつぶした文字に対して、塗りつぶされた文字は読み飛ばすことをAIが学習し、読み飛ばしてくれる。
- 書類に訂正印が打たれていたら、読み飛ばした結果を出してくれる。
- 男or女などのチェックボックスの有り無しも見分けることができる。
このような形で日本の様々な帳票に対応出来るツールになっています。
もし紙の状態でAIOCRを使用したい場合は、複合機などを使用してCSVとしてDLしたものをデータに取り込むまでは人の手もしくはRPAで行う必要があります。
帳票でAIOCRを使う方法
すべての人が同じ帳票に記入している定型フォームといい、請求書のように各社フォーマットは違うが書かれている内容は多きく変わらないものを非定型フォームとこのセミナーでは定義します。
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