皆さんはBPM(ビジネスプロセス管理)をご存じでしょうか?
業務がシステム化されていないことや属人的であることから、業務プロセスがはっきりせず、業務改善の障壁になることがあります。そこでBPMが行われます。
IM-BPMは、分断された個別の業務を一連の業務プロセスとして可視化し、分析・管理できるサービスです。
IM-BPMの導入には、以下のような会社が向いています。
IM-BPM導入に向いている会社
- システム化されていない業務があり、プロセス把握で困っている企業
- 業務プロセスの改善を自社で行えるようにしたい企業
- 扱いやすいBPMを探している企業
IM-BPMとは?
では、IM-BPMの概要について解説していきます。まずは運営会社について解説していきます。
運営会社「株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート」
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートは、NTTの社内ベンチャーとして1998年に事業を開始し、2000年に独立しました。
主にローコード開発やデジタル業務最適化が行えるパッケージソフトのintra-martを販売・運営しています。
intrra-martの導入実績は約8,200社にのぼり、ワークフロー・BPMのシェアでは14年連続でトップの支持を得ています。低コストですばやく導入ができることが、高いシェアにつながっています。
参考:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート「会社概要」
IM-BPMとはビジネスプロセスの改善に特化したツール
IM-BPMは、intra-martの中でも、業務プロセスの管理を行うサービスです。個別の業務を洗い出して可視化し、一連の業務プロセスとして管理、改善ができます。
intra-martのワークフローやローコード開発ツールと組み合わせることで、業務プロセスの改善をより自由度高く行えるのも特徴です。可能なかぎりソースコードを書かずにローコードで開発ができるので、手軽に自由度の高い業務プロセスの管理を行うことが可能です。
また、運用・改善まで含んだサポートも充実しています。
参考:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート「現場からはじめる業務改革」
IM-BPMの機能
IM-BPMには以下の機能があります。
- 業務プロセス作成
- intra-martのアプリケーションとのシステム連携
- プロセス状況の分析
ひとつずつ解説していきます。
業務プロセス作成
ワークフロー作成・入力フォーム作成・内部ロジック作成・アプリケーション作成の4つの一連の業務プロセスを直感的な作業で作成ができます。
ローコードによる開発ができ、誰でも簡単にシステムを作れて直せることから、導入・運用がスムーズなことが大きな特徴です。
容易に運用できることから、これまでシステム化されていなかった業務も、簡単な操作での可視化が可能です。他の業務との連携もスムーズにでき、意思決定のスピードも上がります。
システム連携
他のintra-martのアプリケーションと簡単に連携し、蓄積したデータをIM-BPMでも活用し、幅広く業務プロセスを管理することが可能です。
ワークフロー(IM-Workflow)・プロセスマイニング(SIGNAVIO)・RPA(IM-RPA)の各種ツールと連携させることで、業務プロセスを自動化・最適化できます。ローコードのため、直感的な操作で使えます。
プロセス状況の分析
これまで分断されていた各業務のデータを、一連のプロセスとして可視化してスムーズに分析することが可能です。
集積されたデータはグラフにして表示されるため、視覚的に分析を進めることができます。自動で「intra-mart」のアプリケーションのデータが集積されるため、継続的に分析・改善を行えるようになっています。
難しい操作なしでの操作が可能で、各部門での導入もスムーズに行えます。
参考:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート「現場からはじめる業務改革」「intra-martとは」
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