アウトプットを作成するための方法
■業務ヒアリング
予算は安いが正確性や効率にかける
■工数入力
予算は安く、業務ヒヤリングよりはマシだが、担当者の負担が大きい
■プロセスマイニング
正確性が高く、ヒヤリングが最小限なので工数は少なくなる。
ただコストは高くなる。
以上が業務改革の成功確率を爆上げする業務可視化の講義内容です。
この先では業務可視化ソリューションの1つであるプロセスマイニングについて解説していきます!
与田さん講義後半 RPAを最大限に活かす!?プロセスマイニング入門編
プロセスマイニングとは?
プロセスマイニングは、業務改革を効率的に進めていくための手段です。
先程の講義でお話した業務改革の全体像でいうと、業務可視化、現状分析、効果測定などの計測や分析が必要な箇所で効果を発揮します。
業務改革では、業務ヒヤリングに工数がかかること、抜け漏れが多いことが課題となっています。
多くの工数がかかることで思うように改革が進まなかったり、アウトプットに抜けが多くて効率化への参考材料にならないなどが具体的な例です。
これらの課題を解決するために、人の手で行うヒヤリングではなく、業務ログをもとに行う可視化に特化したツールがプロセスマイニングです。
プロセスマイニングの詳細は下記記事でも解説しているのでよろしければご覧ください!
プロセスマイニング導入の流れ
プロセスマイニングを導入するための流れは下記のとおりです。
- キックオフ(導入目的、対象部署、ゴール設定など)
- ログ取得セットアップ
- ログ紐づけ
- 可視
1のキックオフで、どのような目的で業務改革を行うのか、どのような状態になっていくことが理想かなどの設定を行います。
2で業務ログを取得するためにアプリインストールなどの準備を行い、3でログの紐付けを行います。
そうすることで、最終的に可視化が行えるという流れです。
プロセスマイニングとタスクマイニングの違い
誰がどの業務をどのくらい行っているのかを可視化→タスクマイニング
特定の業務をどのように行っているのかを可視化→プロセスマイニング
イベントでは、プロセスマイニングとタスクマイニングの違いを実際のツールを使用して見ることが出来ました!
プロセスマイニングはセロニスの公式サイトからhttps://demo.eu-1.celonis.cloud/process-mining/public/80894f74-4c61-432d-8cc3-2e7cefcc65a9/#/frontend/documents/80894f[…]94e5-41d2-95dc-0e26b97b6738
タスクマイニングは弊社で提供を行っている業務改革クラウド(旧:Arkプロセスマイニング)のテスト画面でアウトプットを出していました。
以上がプロセスマイニングの入門編になります。
また、プロセスマイニングについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事からご覧ください。
まとめ
今回の業務可視化イベントレポートはいかがでしたか?
業務可視化、効率化というとついつい難しいという印象を持ってしまいがちです。
ですが、業務可視化はやろうと思えば今すぐにでも誰でも出来るものだと言うことがこのイベントでおわかりいただけたかと思います。
このイベントレポートを通して、業務可視化の重要性と具体的なアクションが皆さんに少しでも提示できていたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。