RPA導入のカギはプロセスマイニング!?プロセスマイニングツールUiPathについて

今回紹介するツールを提供している会社UiPath株式会社では、顧客に対するアンケートでなんと78%の人がRPA導入のカギはプロセスマイニングだと語っています。

それくらい、RPAなどの自動化のツール導入にはプロセスマイニングが大切になってくるということを多くの企業や組織の方が実感しています。

タイトルにある通り、UiPath株式会社では「RPA導入の鍵はプロセスマイニングである!」と語っていますが、なぜでしょうか?

勿論、プロセスマイニングにおける業務の可視化が業務の自動化をより効率的に進めるのに役立つことに間違いはないのですが、UiPath株式会社がここまで語るのには訳がありました。

今回はプロセスマイニングツール「UiPath」についてお話していきます。

UiPath株式会社がRPA導入の成功の鍵をプロセスマイニングと語っている理由についても、この記事の機能、特徴の部分で詳しくお話していきます。

UiPathが向いている会社とは?

  • 業務の可視化からRPA導入で自動化まで一緒に行っていきたい企業の方
  • RPAとの連携を行いたい企業の方
  • ユーザーの評価の高いツールを使いたい方

UiPathとは

会社説明

株式会社UiPath(以下同社)は、2005年に共同創立者兼CEOのダニエル・ディネス氏によってルーマニアでDeskOver社として創設されました。

自動化ライブラリに注力している会社で、創設後は順調に事業を拡大し現在は世界で40のオフィスを構えています。

同社はRPAで有名な企業なので、RPAでは誰もが知っている会社と言っても過言ではありません。

第三者の機関からの評価も高く、RPA国内市場シェアNO.1、日経コンピューター社による顧客満足度調査・RPAソフト/サービス部門では2年連続で1位を獲得しています。

他にも、Forrester社によるRPA調査で1位に輝いたり、まさにRPA界のキングとも言える存在です。

発見、開発、管理、実行、協同、測定の各分野で製品を提供しており、10以上の製品の販売を行っています

また、アカデミーやコミュニティの運営も行っています。「UiPathアカデミー」では、開発者やPM、RPA活用者に向けて無料でトレーニングをeラーニングを提供しており「UiPath Community Edition」では、無料で使用可能な世界最大級のRPA開発者コミュニティです。

ツール説明

数ある製品の中でも今回紹介するのは「UiPath Process Mining」です。

普段人の手で行っているあらゆる業務を分析し、自動化領域を拡大することを目的としています。

UiPath Process Miningでは、会社のKPIに沿って自動化すると最も効果の高い業務の選定をしてくれたり、各ステップでの効果が高く結果が出やすいツールのように感じます。

UiPath Process Miningの公式サイトは下記URLからご覧ください。↓↓

https://www.uipath.com/ja/product/process-mining

UiPathの機能

UiPathでは、業務の可視化を行うことで業務プロセスをより正確に把握出来るようにします。

分析結果をもとにプロジェクトにおいてどの業務を自動化するべきかを選定したり、ツール導入後にどのような効果があったのかを確認することも可能です。

効果がデータとして見えると、導入や全社展開の際に上層部を説得しやすいなどのメリットがあります。

ここからは、具体的にUiPathはどのようなことが出来るのかを紹介していきます。

データ抽出機能

全社規模のシステムの中から業務のログデータを取得することで、プロセス全体の詳しい情報を作成してくれる機能です。

業務改善を行おうと思っても、実際にどのような業務を行っているのかが分からなければ、自動化ツールを入れる意味がありません。

まずは、業務データを取得し現状で行っている業務の可視化を行いましょう。

業務の全体像が見えてくると、残業のボトルネックとなっている業務はどこなのか、時間がかかっている業務はどこかなどが可視化されます。

SAP、Salesforce、Oracle等の全社規模で仕様されているシステムは、どれもプロセスのデータを残します。この機能では、ここで残されたログデータ(※1)をイベントログ(※2)に変換する作業を行っています。

※1 ログデータ

ログデータとは、コンピュータや通信機器が一定の処理を実行したこと(または実行できなかったこと)を記録したデータを指します。一般的にログデータというとWebサーバのログデータを思い浮かべますが、実際にはコンピュータのエラーログや通信機器の通信状態を記録したデータもログデータです。

https://www.mitsue.co.jp/case/glossary/l_001.html

※2 イベントログ

イベントログとは、コンピュータシステムに起こった出来事や行われた操作などを時系列に記録したデータ。

https://e-words.jp/w/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B0.html

分析機能

この機能では、①で取得したイベントログをもとに業務プロセスのグラフを自動的に作成します。

ツールを使用するユーザーによって詳細に情報を記録する為、大まかな情報で良ければそのレベルで、もっと細かい情報が欲しかったらより細かいデータを表示してくれます。

大まかな情報だけでいい場合もありますが、社内で説明が必要なとき等は大まかな情報では理解が難しいですよね。

そういった場合に細かいデータとして抽出出来るのはUiPathの強みとも言えます。

視覚化機能

ツールの視覚化機能により、様々な事柄が「見える化」します。

これが、UiPath社が「RPA導入の鍵はプロセスマイニングである」とアンケートをもとに語っている理由です。

このツールを導入すると、自分たちで自動化したい業務をわざわざ探し出さなくてもツールが自動的に見つけてくれます。

更にすごい点は、ただ効果のある業務を見つけるだけではなく、各企業のプロジェクトにおいて一番効果の出る業務を選定してくれるところです。

また、この機能では、以下のような効果があります。

  • 何をどのように改善すると業務が最適化されるかが分かる
  • 労力に対するリターンが分かる
  • 削減できるコストが分かる
  • 業務ごとに必要となる労力がわかる
  • 自動化ツールが与える影響や効果が分かる

継続的な監視

UiPathは、一度可視化したら終わりではありません。①から③までの業務の可視化を行い続けて、随時データを更新していきます。高度なツールによって業務が監視し続けられ、測定されているので万が一エラーが起きたときや、異常が発生した際も柔軟に対応出来ます。

UiPathの特徴

 

UiPath公式サイトでは、ツールの特徴を6つ挙げていますが、ここでは私がより強みとして挙げられると感じた特徴について解説していきます。

自動化のツールで最も効果の出る業務を選定

機能面での解説でもお話しましたが、UiPathの一番の強みは絶対的な効果にあると思います。

ただ単に自動化すると効果の高い業務を選定するなら他のツールと何ら変わりがなかったと思いますが、UiPathは進行中のプロジェクトをもとに自動化すると効果の高い業務を選定できます。

まだ業務改善や自動化の認知度が低い企業でも、明確なデータを提示してプロジェクトの推進に貢献できるとなると、上司や社内のツール導入への理解が深まります。

業務改善は、自動化のツール導入以前に、自動化に対して周りの人の理解を得られないことが多くあるので理解を深めてもらうという意味でも効果的です。

同社内でRPA製品の販売もしているので自動化の相談も出来る

株式会社UiPathは、RPAツールで有名なことは皆さんご存知でしょうか?株式会社UiPathは、自動化ができるRPA製品を提供しています。

他の会社なら、プロセスマイニングを導入して業務の最適化の提案まではしてくれるでしょう。

しかし、そこから実際に自動化のツールを導入する際は別の会社のツールを選んで導入することになります。

UiPathはRPAツールの提供も行っているので、プロセスマイニングで業務を可視化して、自動化を行いたかったらそのままUiPath社に頼むことが出来ます。

同じ会社に担当してもらうことで、状況把握もしやすく業務改善も成功しやすい傾向にあると思います。

新型コロナウィルスにおける対応

株式会社UiPathは、新型コロナウイルス感染症への問題にも積極的に対応しています。様々な製品で導入を行っていますが、例として何点か挙げていきます。

①衛生用品の注文処理

新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクや消毒液の売り切れが続いた時期がありましたよね。

あの時期、消毒液などの衛生用品の発注数が通常の10倍になった会社がありました。

発注の処理が間に合わず、人も手配できない状況の中で、通常時に行っていた注文数が1500件なのに対して、1万6000件以上の注文数が入り対応が追いつかなくなってしまいました。

そこでUiPath社の自動化ツールを導入し、ロボットに大量の注文の処理を行ってもらうことで問題を解決しました。

②対応メールの優先順位付け

医療機関や行政機関には、新型コロナウイルス感染症に関する問い合わせが毎日殺到しています。

担当者は問い合わせ一つ一つに目を通し、症例の分類を行っていたためなるべく早く対応しなければいけない患者に対する対応が遅れるという問題点がありました。

そこで、UiPathのロボットに症例報告の受信箱を監視させ、症例のレポートを自動で作成できるようにしました。

これによって、急ぎの対応が必要な患者に対して早くアプローチが出来るようになりました。

UiPathの料金

料金は要問合せとなっております。

UiPathのトライアル方法

UiPathのトライアルは公式サイトよりお申し込みください。

また、各代理店での取り扱いも行っているので下記URLからご確認ください。↓↓

https://www.uipath.com/ja/partners/partner-reseller

他ツールとの比較

ツール名機能特徴向いている会社
Celonis・イベント収集機能
・プロセス検出機能
・プロセス検出
・アクションエンジン機能
・凡庸性が高い
・アクションエンジン機能が充実
・豊富な実績
・プロセスマイニングが初めてで良くわからない方
・凡庸性の高いツールを使いたい方
・SAPと連携したい方
Mee-cap・ダッシュボード機能
・自動分析レポート機能
・HappyPath機能
・行動ログ機能
・リモートワークへの対応
・可視化で終わらない全体サポート
・キーボードやマウスからもデータを取得
・テレワークでの勤務状況の可視化を行いたい方
・テレワークでの生産性を向上させたい方
・細かい動作までデータを取得したい方
Minit・分析機能
・ダッシュボード機能
・導入が簡単
・最短時間で導入可能
・医療機関へのライセンス無料提供
・早いスパンで業務改善を行いたい方
・試しに導入してみたい方
・プロセスマイニングを手軽に導入したい方
UiPath・データ抽出機能
・分析機能
・視覚化機能
・監視機能
・自動化のツールで最も効果の出る業務を選定
・同社内でRPA製品の販売もしているので自動化の相談も出来る
・新型コロナウィルスにおける対応
・業務の可視化からRPA導入で自動化まで一緒に行っていきたい企業の方
・RPAとの連携を行いたい企業の方
・ユーザーの評価の高いツールを使いたい方

まとめ

以上がUiPathに関する解説になります。

UiPathは、提供している会社がRPAでも活躍しているため可視化の次のステップの自動化が進みやすい印象を受けました。特に初めてこういったツールを導入する企業の方にとっては、1つの会社で自動化まで出来るのなら手間が減って安心ですよね。プロセスマイニングだけでなくRPAでの実績も豊富で会社としての信頼も厚いのがUiPath株式会社だと思います。

下記のようなツールを求めている方は是非検討してみてください。

  • 業務の可視化からRPA導入で自動化まで一緒に行っていきたい企業の方
  • RPAとの連携を行いたい企業の方
  • ユーザーの評価の高いツールを使いたい方

最後までお読み頂きありがとうございました。